Yoo
2007年06月02日
13:03
なんかね、動物と美男美女と歌舞伎モノばかりでしょ、今のセカンドライフって。
悪いとはいわないけど、もうすこし「普通の人々」で「それらしい」のはないのかなあ。
「セカンドライフの歩き方」に、ビールの好きな中年建設作業員のアバターを使っている人の記事が載ってたんだけど、案外そういうのがセカンドライフを長続きさせるには大切なノリかもとも思うんですよ。
「せっかく手間隙掛けてアカウントとってコンピューターをセットアップして、やってることがリアルライフと劣化コピー以外の何もものでもないんじゃ意味ない。」
ええ、確かにゴモットモです。
「セカンドライフはリアルライフとは違う別の世界だから、思い切り想像力を働かせて奇想天外な生活を体験したい」
発想は良くわかるんですよ、もちろん。最初はそういうのに誰でも飛びつく。
でも、人間そういうのばかりにいつまでも感情移入できないんじゃないかと思うのね。
大事なのは「遠すぎず近すぎず」な距離感だと思うの。「ちょっとだけ常識と違う」何かと付き合うというね。
既にセカンドライフの大道具は充分に「ちょっとだけ違う」わけだし、ここでアバターはすごく現実的で写実的なのをメインキャラクターとして追求してみるっていうのはどうでしょう。
いうまでもないことだけど、これは「デフォルトのアバターをそのまま使う」というのとはぜんぜん違うんですね。最初にシステムがお仕着せしてくるアバターはぜんぜん現実感ないですからね。
てことで、誰か作ってください。昼日中にパチンコ屋に出入りしている中年男女のアバター。乳母車押して歩いているおばあちゃんのアバター。グレーのリクルートスーツを着て歩き回っている22歳ぐらいの若者のアバター。などなど。
いいのがあれば買いますよ。